普天間問題 徳之島3町長は官房長官との会談拒否(産経新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題で、滝野欣弥官房副長官は20日、政府が移設先として検討してきた鹿児島県・徳之島の天城、伊仙、徳之島3町の町長に平野博文官房長官との会談を電話で申し入れたが、3町長はそろって拒否した。政府が正式なルートで協力を要請したのは初めてだが、門前払いされたことで5月末の決着は極めて難しくなった。

 滝野氏は同日午後、3町長に「平野長官が鹿児島市に行くので、その際に18日の反対集会の様子を聞かせてほしい」と要請した。しかし、これまでの政府側の姿勢は不誠実だと感じていた3町長は政府側との話し合いを拒否することで事前に一致しており、この電話でも会談拒否を伝えた。

 これにより徳之島案は暗礁に乗り上げた。地元合意を移設の条件としている米国との徳之島案での合意も絶望的だ。これに関連、北沢俊美防衛相は20日の記者会見で「徳之島でお願いすることになれば、今の状況はなかなか厳しい」と語った。また、参院外交防衛委員会で「交渉が難航し、5月いっぱいで全部片付くかどうか(分からない事態)も想定される」との認識を示した。

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